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月刊コラム

2010年4月 今度は本物?景気回復

 会社の経営者、サラリーマン、政治家、公務員、家庭の主婦に至るまで、すべての日本国民が「景気好転」を祈って久しかったのですが、ようやく、国内景気の回復が実感できるところまできました。景気のバロメータである株価は、このところ、快調に上げ続け、今後について強気の見方をする経済アナリストも多くなっています。

 一番の要因はアメリカ経済の持ち直しです。雇用統計の改善などで、アメリカの景気が回復の道を歩んでいることが明らかになり、それに歩調を合わせるように、世界の景気も上昇へ向かっています。やはり、昔も今もアメリカの景気が世界の景気を左右するのです。振り返ってみれば、世界的な景気低迷の引き金になったのはアメリカのリーマンショックでした。

 日本の国債は海外で発行されておらず、国際的な負債を背負っていないなどの理由で、円が買われ続け、輸出企業を中心にした国内産業に暗い影を投げかけてきましたが、アメリカの景気回復基調で、ファンドの投資がアメリカ国内に向かい、円相場が下がってきました。これも、円高で青息吐息だった国内輸出関連企業のカンフル剤になっています。

 企業の業績回復が期待されますが、かといって、安閑としてはいられません。中小企業の業績好転は大企業の後になり、さらに、長い間、不況に苦しんできた零細企業が息をつくのは最後になります。県内の中小・零細企業のために、「引き続いて救済の手を」と、県や市に要望してまいりたいと思っています。

 

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